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MMD杯動画「PYX」のメイキングっぽいお話 その3

さて、ステージはできたのでいよいよカメラワークを作成してMMDにもって行きます。
基本的にステージを作り、カメラを作り、そのカメラをC4D→AE→MMDという順番です。

まず、MMDToolで実際に使用するモデルを読み込みます。そのモデルを基準にカメラワークをつけていきます。
MMDToolではモーションも読み込めるのでダンスデータがある場合はそれを読み込んでもいいでしょう。他にも、MMDBridgeなどで持ってきてもいいでしょう。(ただしプレビューで重くなる)

実際にカメラのデータがこんな感じ。
camerapyx.png

カメラは通常カメラ・モーションカメラ・カメラモーフから選んでお好みで。通常カメラに振動タグもなかなかいい感じです。

ステージを使用すればカメラの切り替えも簡単に行うことが可能です。
stagemmd.png

ステージはいうならばミキサーのようなものです。ステージで指定したものが実際にレンダリングで使用されます。
AEでいうタイムラインもあるにはありますが、オンオフの切り替えにはこのステージを使うのが一般的・・・だと思います。

これをaec出力してAEで開きます。(CINEWAREもありますが、ステージの切り替えが機能しないのでaecを使用)

その後、vmd ExporterでAEのアクティブカメラをvmd出力してMMDのカメラを作成。
(画像のは最新版)
vmdex120.png
ダウンロードはこちら

なお、基準点はC4Dを使用しているなら基本的に0.0.0でOKです。AEにあわせている場合などはコンポの中心であったりに直してください。

あとはMMDでモーションをつけ、出力。出力したものをAE上で合成すればクリップは完成です。
pyx6100.png

最後に、Premiereですべてのカットをつなげます。
歌詞もこの時に載せ、Media Encoderで最終的な出力になります。

ちなみにクリップは前後に余分な尺をつけると後々Premiereでの編集時に便利です。クロスディゾブルしたいのに尺がない!といったことになりがちなので。

クリップのつなげ方は基本的にはカット・ディゾブルの2つです。たまにSky of Beginningのペイントで色がつくような凝ったのも入れますが、あまりやりすぎると疲れます。

お気に入りの空撮っぽいシーン
prpyx.png

今回は映画字幕風歌詞もしたのでトラックが多いですね。
C4DとAE、MMDの合成は慣れれば流れ作業になります。第5回MMD杯の時と比べてずいぶん進歩したものです。

これでザーッとメイキングっぽいのはおしまいです。
この流れは第7回の頃から変わっていません。そろそろ進化しないとなぁと思いつつ。
見てくださった方、ありがとうございました。もしまだの方はぜひ。


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